弟が小さな魚をもらってきました。
そこで、池を作って魚を飼うことにしました。水草も買ってきて入れてやりました。何日かたって観察していると、池のまわりには水を飲みにくる小鳥や、いろんな虫が集ってきます。庭全体が、なんだかにぎやかで楽しくなり、自然が身近なものとして感じられるようになりました。
「うまくいくと、その池でトンボの子供が生まれるかもしれないよ!」と先生がいってました。トンボの子供はヤゴというんだそうですが、ぼくはまだ本物のヤゴを見たことがありません。「最初のうちは魚のことばかりだったのに、この頃はトンボのことばかりね」とお母さんが笑っていました。もちろん、魚のことを忘れたわけではありません。ただ、ヤゴが生まれたら魚とケンカをしないか、ちょっと心配です。
■川にはどんな魚がいるんだろう
川には上流、中流、下流があって、それぞれ魚によってすむ場所が決っているんだ。たとえば上流にはイワナ、アマゴ、中流にはアユがいて、上流から中流にかけてはオイカワ、カジカ、オヤニラミ、中流から下流にはモツゴ、ギバチ、ナマズ、ウキゴリ、ドジョウ、ギンブナ、コイ、そして河口付近にはスズキもいるよ。